行雲流水 〜お気に召すまま〜

好きなことを好きなように好きなときに書くブログです。

読んでいるもの・読んだもの

雑穀米にハマってます

実は、2週間ほど前から雑穀米にハマってまして、いろいろ食べ比べしています。 きっかけは、些細なものでした。 「雑穀米でも食べてみるか」と、張り出た腹をポンポンしながら夫が呟いたのです。 結婚当初はそれなりにスラリとしてそれなりにスーツが似合っ…

読書感想:『フラワード 弔い専花、お届けします。』

百舌涼一の『フラワード 弔い専花、お届けします。』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を読み終わりました。 作者について 1980年生まれ。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(旧題『アメリカンレモネード』)…

読書感想:『お任せ!数学屋さん』

向井湘吾の『お任せ!数学屋さん』(ポプラ社)を読み終わりました。 作者について 1989年神奈川県生まれ。東京大学卒業。高校在学中、日本数学オリンピック予選にてAランクを受賞し、本選に出場。好きな分野は数列。大学では体育会の剣道部に所属し、レギュ…

読書感想:「半沢直樹」シリーズ

池井戸潤の「半沢直樹」シリーズ(すべて文藝春秋)を読み終わりました。 作者について 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。98年、『果つる底なき』で江戸川乱歩賞、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞を受賞。――中略―…

読書感想:『マンハッタン花物語』

マイケル・ゴールデンバーグの『マンハッタン花物語』(徳間書店)を読み終わりました。 作者について 1965年アメリカ生まれの映画監督および脚本家。1996年、映画『マンハッタン花物語』で監督・脚本デビュー。他、2007年の映画『ハリー・ポッターと不死鳥…

読書感想:『プラハの春』

春江一也の『プラハの春(上)(下)』(集英社)を読み終わりました。 作者について 1962年外務省入省。68年チェコスロバキア日本国大使館に在勤中、「プラハの春」の民主化運動に遭遇。ワルシャワ条約軍侵攻の第一報を打電する。その後、在東ドイツ大使館…

読書感想:『人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院のリクエスト食』

青山ゆみこの『人生最後のご馳走 淀川キリスト教病院のリクエスト食』(幻冬舎)を読み終わりました。 作者について 編集者、ライター。神戸市在住。単行本の編集・構成・執筆、インタビューなどを中心に活動。市井の人から、芸人や研究者、作家など幅広い層…

読書感想:『生協のルイーダさん あるバイトの物語』

百舌涼一の『生協のルイーダさん あるバイトの物語』(集英社)を読み終わりました。 作者について 1980年山口県生まれ。大学卒業後、広告制作会社に就職。コピーライターを生業とする。『ウンメイト』(『アメリカンレモネード』を改題)で第2回本のサナギ…

読書感想:『ノートル=ダム・ド・パリ』

ヴィクトル・ユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』(岩波書店)を読み終わりました。 作者について フランスのブザンソン生れ。父はナポレオン麾下の将校。若くして文才を認められ、1822年に処女詩集を出版する。政治にも深く関わり、ルイ・ナポレオンの帝…

読書感想:『ユーリーとソーニャ』

アンリ・トロワイヤの『ユーリーとソーニャ』(福音館書店)を読み終わりました。 作者について 本名レフ・タラーソフ。現代フランスを代表する作家のひとり。1911年、モスクワの裕福な事業家の家庭に生まれるが、ロシア革命を逃れて一家は1920年パリに移住…

読書感想:『サクランボたちの幸せの丘』

アストリッド・リンドグレーンの『サクランボたちの幸せの丘』(徳間書店)を読み終わりました。 作者について 一九〇七-二〇〇二。スウェーデンに生まれ、一九四四年に、『ブリット-マリはただいま幸せ』(徳間書店)でデビュー。その後、児童書の編集者と…

読書感想:『吟遊詩人ビードルの物語』

J.K.ローリングの『吟遊詩人ビードルの物語』(静山社)を読み終わりました。 作者について 1965年、英国南部のチッピング・ソドベリーに生まれる。エクスター大学ではフランス語を専攻。――中略――母親を亡くした1990年に、マンチェスターからロンドンのキン…

読書感想:『星を見あげたふたりの夏』

シンシア・ロードの『星を見あげたふたりの夏』(あかね書房)を読み終わりました。 作者について 児童書作家。デビュー作『ルール!』(主婦の友社)で、2007年ニューベリー賞オナーに選ばれた。米国ニューハンプシャー州出身で、現在は本書の舞台、メイン…

読書感想:『マレクとマリア』

ヴァルトラウト・レーヴィンの『マレクとマリア』(さ・え・ら書房)を読み終わりました。 作者について 1937年、ヴェルニゲローデ(中部ドイツ)生まれ。ベルリン在住。歴史小説、伝記物語、推理小説、児童読み物など、多彩な作品を数多く発表。ラジオドラ…

読書感想:『白いイルカの浜辺』

ジル・ルイスの『白いイルカの浜辺』(評論社)を読み終わりました。 作者について イギリスの作家。おさないころから野生の生き物に興味を持ち、大学では獣医学を専攻。卒業後、獣医として働くかたわら、野生動物との出会いを求めて、さまざまな国を旅行す…

読書感想:『ミムス ――宮廷道化師』

リリ・タールの『ミムス ――宮廷道化師』(小峰書店)を読み終わりました。 作者について 高校卒業後、看護師として働いたのち、大学で中世史を学ぶ。その後、マルチメディア・情報技術を学び、2000年から執筆活動に入る。デビュー作の『ピレマイヤー警部』は…

読書感想:『桜の木の見える場所』

パオラ・ペレッティの『桜の木の見える場所』(小学館)を読み終わりました。 作者について 1986年イタリア生まれ。大学では哲学と文学を専攻。15歳のときに、徐々に視力を失われていく難病「スターガルト病(若年性黄斑変性)」と診断される。現在は、病気…

読書感想:『太陽と月の大地』

コンチャ・ロペス=ナルバエスの『太陽と月の大地』(福音館書店)を読み終わりました。 作者について 1939年セビーリャ生まれ。大学で歴史を学び教壇に立つが、1983年に教師をやめ、子どもの本の執筆活動に入る。民主化直後の1980年代のスペイン児童文学界の…

読書感想:『コービーの海』

ベン・マイケルセンの『コービーの海』(すずき出版)を読み終わりました。 作者について アメリカ合衆国の児童文学作家。南米、ボリビアで生まれ育つ。アメリカ西北部モンタナ州ボーズマン在住。徹底した取材にもとづく作品には定評があり、9作品で30近い受…

読書感想:『大地のランナー ――自由へのマラソン』

ジェイムズ・リオーダンの『大地のランナー ――自由へのマラソン』(すずき出版)を読み終わりました。 作者について 1936年イギリス、ポーツマス生まれ。児童文学作家、小説家。複数の大学で教え、ジャーナリストでもある。幼少期に戦争を経験し、若者と戦争…

読書感想:『旅するヤギはバラードを歌う』

ジャン=クロード・ムルルヴァの『旅するヤギはバラードを歌う』(早川書房)を読み終わりました。 作者について 1952年、フランスのオーヴェルニュに生まれる。ストラスブール、トゥールーズ、パリ、ボンなどで学び、数年間ドイツ語教師を務めた後、演劇の世…

読書感想:『黒い兄弟』

リザ・テツナーの『黒い兄弟(上)(下)』(あすなろ書房)を読み終わりました。 作者について 1894年、ドイツ東部に生まれる。1933年、ナチスの政権掌握とともにスイスに亡命。1963年に亡くなるまで、『黒い兄弟』の舞台になっているルガーノ近郊で創作活…

読書感想:「オリヴィエ少年の物語」シリーズ

ロベール・サバティエの「オリヴィエ少年の物語」3部作を読み終わりました。 『ラバ通りの人びと』(福音館書店)『三つのミント・キャンディー』(福音館書店)『ソーグのひと夏』(福音館書店) 作者について 1923年、パリに生まれる。幼くして両親を失い…

まぁゆっくりいきましょうや

昨日購入した、岩合日出子『アフリカポレポレ』(新潮社)を読み終わりました。(また懲りずに古本屋さんに行ってました・・・笑) かの有名な動物写真家・岩合光昭さんの奥様が執筆されており、撮影のためにタンザニアに向かうことになったご主人とともに現地…

平和への願いを込めて

先日古本屋さんで購入した、世界国旗博学クラブ『国旗大好き!』(PHP研究所)を読み終わりました。 社会とか地理の授業で国旗を目にすることはあっても、その国旗がどうやってできたのか、色の意味とかはなかなか知る機会がなかったので、良い勉強になりま…

「色」の世界へようこそ

今週は仕事が立て込んでしまい、なかなか思うように更新できていなかったので、なんだか久しぶりにブログを書くような気がします。 今日は読みかけの本について少し。 今現在読んでいるのは、松岡武『不思議な不思議な色彩おもしろ事典』(三笠書房)という…