行雲流水 〜お気に召すまま〜

好きなことを好きなように好きなときに書くブログです。

ドイツ文学

読書感想:『マレクとマリア』

ヴァルトラウト・レーヴィンの『マレクとマリア』(さ・え・ら書房)を読み終わりました。 作者について 1937年、ヴェルニゲローデ(中部ドイツ)生まれ。ベルリン在住。歴史小説、伝記物語、推理小説、児童読み物など、多彩な作品を数多く発表。ラジオドラ…

読書感想:『ミムス ――宮廷道化師』

リリ・タールの『ミムス ――宮廷道化師』(小峰書店)を読み終わりました。 作者について 高校卒業後、看護師として働いたのち、大学で中世史を学ぶ。その後、マルチメディア・情報技術を学び、2000年から執筆活動に入る。デビュー作の『ピレマイヤー警部』は…

読書感想:『黒い兄弟』

リザ・テツナーの『黒い兄弟(上)(下)』(あすなろ書房)を読み終わりました。 作者について 1894年、ドイツ東部に生まれる。1933年、ナチスの政権掌握とともにスイスに亡命。1963年に亡くなるまで、『黒い兄弟』の舞台になっているルガーノ近郊で創作活…