行雲流水 〜お気に召すまま〜

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中国と私⑤

今日は久々に中国についての話を。

 

現地に行くまで私がイメージしていたこととの違いとか、現地で驚いたこととかをお話ししようと思います。

 

中華料理

まずは生活と切っても切り離せない中華料理から。

 

中華料理といえば、「嫌い」という人を聞いたことがないくらい日本人に親しまれている料理ですよね。
地方によって様々な味付けがあるので、一口に中華料理といっても実際には本当に幅広いメニューがあって、飽きのこない料理だと私は思っています。

 

しかしながら、日本で食べている中華料理そのままのイメージで行くと、現地でかなり驚かされます。

 

基本的には辛い料理がやはり多かったですね。あと、独特の香りがします。香辛料がすごいからでしょうか。

 

麻婆豆腐はとにかく舌がシビれる辛さで、ただでさえ辛いところにウッカリ山椒の実をガリッといってしまうと悶絶します。
日本で食べてるみたいな甘みのある麻婆豆腐を期待していると、痛い目に遭うかもしれません。辛いのがニガテな方は要注意です。

 

中華レストランで白いご飯が食べたいときには、きちんと「白米ください」と言わないとダメなのはビックリでした。
単に「ご飯ください」とだけ言うと、炒飯が出てくるんです。
まぁ中華料理といえば炒飯というイメージはそのまんまで、毎日炒飯ばかり食べてるとたまに白いご飯が欲しくなるのはやはり私が日本人だからでしょうか。

 

その炒飯も、思ってたより薄味で、パラパラご飯だったかと記憶しています。
炒飯の種類は日本の中華料理店にあるよりもかなり多いと思います。炒飯だけでいろいろ食べ比べてみるのも面白いかも?

 

中華料理からは外れますが、日本ではお馴染みのサントリーの烏龍茶、アレ実は中国では「低糖」「無糖」という2種類で販売されています。

 

「無糖」は日本で普通に飲んでいるのと同じですが、「低糖」はとにかく甘い。
「低」という漢字があるからそれほどでもないのかなと思って一口飲んだら・・・その途端に後悔するヤツです。めっちゃ甘いです。

 

そういえば、中華料理店でテーブルに備え付けの烏龍茶にも、横の小皿に必ず氷砂糖が乗せてあったような・・・。
砂糖入りの甘いお茶というのがどうにもイメージがつかないのですが、でも紅茶にも砂糖を入れることを考えると、必ずしもおかしな組み合わせではないのかもしれません。

 

でも私には甘いお茶は無理でした(笑)

 

せっかくなので、中華料理の写真をいくつか載せてみます。
といってもなかなか良い写真がなくて、あまり現地っぽい雰囲気が伝わらないのが残念・・・。

 

こちらが中国の炒飯。見た目は日本で食べるやつとほとんど変わらないです。

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これは確か湖南省長沙市で食べたものだったと記憶しています。料理名は思い出せません。

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こちらは涮羊肉(shuan4yang2rou4)という鍋料理に使われるお肉。羊肉のしゃぶしゃぶのことです。つけダレで好みの味を作れるので、楽しみながら食べられる料理です。

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そして、これが噂のサントリー烏龍茶。見た目のデザインは日本と同じ。「無糖」なので味も日本と同じです。確か1本5元くらい。(当時のレートは、だいたい1元≒15円くらいでしょうか)

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トイレ

次に、トイレについて。中国のトイレのイメージといえば、やはり誰もが思い浮かべるのは「ニーハオトイレ」ですかね。

 

私の留学した2016年、2017年当時は、北京市内でもドアの無いトイレとか、鍵が閉まらないトイレはまだよく見かけました。
仕切りはあるけどやたらと低いのとかもありました。立ち上がっている状態だと首から上が丸見え、というイメージですね。(それも嫌やな)

 

私が実際に経験したニーハオトイレがあります。

 

同じく留学中の友人と一緒に中国国内を旅行するときに高速バスを利用したんですけど、途中で立ち寄ったSAのトイレで、ドアを開けて中に入ったら、ただ便器が二つ横に並んでいるだけ、というやつでした。特に仕切りがあるわけでもなく、そのまんま。

 

で、私の他に中国人女性が一緒に使うことになり、彼女は現地の人なので、さすが(?)慣れているというべきか、私がいてもおかまいなしに用を足し始めました。

 

私はといえば、それまでニーハオトイレを耳にしたことはあっても実際に経験するのはこのときが初めてだったので相当に戸惑ってしまい、やはり恥ずかしさもあってずっとモジモジしていました。

 

すると、その女性は私が日本人だと察したのか、モジモジしている私を見て、「ホラ、向こう向いててあげるから早くしちゃいなさい」と気をきかせてくれました。

 

このトイレは便器があっただけまだマシなのかもしれませんが、それにしても・・・さすが中国やなと思いましたね(笑)
農村部の方に行くと、ただ庭に丸い穴を掘っただけ、というようなトイレもあるようです。

 

いま現在はどうなんでしょうね・・・やっぱりまだニーハオトイレはあるんでしょうか。非常に気になるところです。

 

思ったより長くなってしまったので、今回はここまで。

 

良かったらこちらもどうぞ♪♪ 私が中国で出会った人びとについて語っています。

akizuki-haruka.hatenadiary.com