行雲流水 〜お気に召すまま〜

好きなことを好きなように好きなときに書くブログです。

読書記録:2021年11月

瑚池ことり『リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音――翼に焦がれた金の海――』(集英社
瑚池ことり『リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音――竜王の人形――』(集英社
瑚池ことり『リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音――鳥が遺した勲章――』(集英社
林修『いつやるか?今でしょ!』(宝島社)
池田大作『新・人間革命 第1巻』(聖教新聞社
下川裕治『週末ソウルでちょっとほっこり』(朝日新聞出版)
森本俊司『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』(文藝春秋
地球の歩き方編集室『世界のグルメ図鑑』(地球の歩き方
池田大作『新・人間革命 第2巻』(聖教新聞社
阿刀田高『ぬり絵の旅』(角川書店
斉藤洋ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社
マミヤ狂四郎『アジア裏世界遺産 とんでもスポットと人を巡る28の旅』(幻冬舎
池田大作『新・人間革命 第3巻』(聖教新聞社
藤本ひとみ『皇后ジョゼフィーヌの恋』(集英社
たかのてるこ『ガンジス河でバタフライ』(幻冬舎
さとみ桜『文具店シエル ひみつのレターセット』(KADOKAWA
池田大作『新・人間革命 第4巻』(聖教新聞社
室井滋『うまうまノート』(講談社
小川仁志ジブリアニメで哲学する』(PHP研究所
谷村志穂アクアリウムの鯨』(角川書店
池田大作『新・人間革命 第5巻』(聖教新聞社
レオナルド・インギレアリー/ミカ・ソロモン『リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書』(日本経済新聞出版社
美月りん『猫と金髪としあわせの湯』(KADOKAWA

 

計23冊。

 

11月は読書ブログに力を注いでいたので当ブログの更新自体は少な目だったものの、読書そのものは続けてました!

 

おかげで今回もかなり良いペースで読めたかなと思っています。

 

11月度は当ブログでの読書感想の記事を書けなかったのが心残りといえば心残りですが、読書ブログにて今月の読了本の中から2冊ほど紹介しています!

 

↓↓↓↓↓ 林修『いつやるか?今でしょ!』(宝島社)

haruka-books.com

 

↓↓↓↓↓ 地球の歩き方編集室『世界のグルメ図鑑』(地球の歩き方

haruka-books.com

 

『世界のグルメ図鑑』はオールカラーなので読みやすいですし、なかなか海外旅行に行けない今、この本を読んで少しでも世界を感じてもらえればと。

 

他、11月に読んだ本の中からいくつか感想を書いていきます。

 

森本俊司『ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年』(文藝春秋

f:id:akizuki-haruka:20211201174504j:plain

 

日本では「うさこちゃん」として知られるうさぎの女の子ミッフィー

 

この絵柄を見たことがない、という方は少ないのではないでしょうか。

 

少なくとも私自身は、ミッフィーを知らない人に出会ったことがありません。

 

日本のみならず世界中の人びとに愛され、語り継がれるミッフィー

 

本作はそんなミッフィーの絵本に隠された秘密と、その作者であるディック・ブルーナの知られざる生涯について書かれています。

 

表紙を開いてまず目に飛び込んでくるのは、心の底から暴力・戦争を憎み、平和を愛したというディック・ブルーナのなんとも穏やかな微笑み。

 

そして表紙以外にもたくさん登場するミッフィーは、まるで平和の象徴であるかのようにあたたかい気持ちにさせてくれました(^^)

 

本作を読み進めていくと、ブルーナのあたたかな人柄の裏に隠された人生の悲しみや怒りがひしひしと伝わってきます。

 

斉藤洋ルドルフとイッパイアッテナ』(講談社

f:id:akizuki-haruka:20211201181322j:plain

 

2016年に3DCGアニメとして映画化されたことで人気を博しました。

 

ひょんなことから東京に来てしまった黒猫ルドルフと、彼が東京で出会った猫たちと育む友情を描いた物語。

 

ルドルフが出会う猫の一人(一匹?)である「イッパイアッテナ」とは本名ではなく、名前がいっぱいあるんだよということをルドルフが勘違いしたことによるものです。

 

そのやりとりがかわいくてほっこり(^^)

 

途中から飼い猫ブッチーも加わり友情が育まれていく中、ルドルフはやがて自分の居た町の名を知り、帰る方法を発見します。

 

その前日、飼い犬デビルとのケンカにより重傷を負ったイッパイアッテナ――自らの命を賭した彼の行動に、ルドルフ、そしてブッチーもまた行動に出ます。

 

死を覚悟してでも友の仇をとる――。

 

「人間顔負けだなあ」とデビルが言っているように、まるで人間であるかのごとく友のために義理を通すその姿に、胸が熱くなりました。

 

美月りん『猫と金髪としあわせの湯』(KADOKAWA

f:id:akizuki-haruka:20211201182910j:plain

 

銭湯「五福の湯」を舞台に繰り広げられる人情の物語。

 

二郎という名の金髪の青年は「五福の湯」の番頭で、一見チャラチャラしているけれど人の心をつかむことに長けています。

 

一方の塔子は人見知りで、二郎のような軽率なチャラ男はニガテ。

 

そんな塔子も、二郎のもつ不思議な魅力に少しずつ心を開いていきます。

 

銭湯にやってくる人びともまた個性的で、それぞれの章ごとに違った主役が登場するのが面白いところですね。

 

あと、それぞれの章では実に魅力たっぷりな薬湯が登場します。

 

ローズヒップ湯、ラムネ湯、桃湯、薄荷湯――こんな薬湯がもし実際に存在するのなら浸かりたいですね。

 

この中で私が一番気になったのはローズヒップ湯。

 

作中では「恋に効く魔法の風呂」として描かれていますが、ローズヒップは美肌効果もあるとのことなので、ぜひとも試してみたいです(^^)

 

ちなみに、「恋に効く魔法の風呂」とありますが二郎と塔子のことではありません(笑)

 

誰のことなのか気になる方は、ぜひ本作を読んでみてくださいね(^^)

 

・・・以上、3冊ほど感想を書いてみました。

 

読書ブログも定期的に更新中なので、またのぞきに来ていただけると嬉しいです。

 

haruka-books.com

 

ところで、今日から12月になりました。

 

今月は当ブログの更新ももう少し頑張れたらなぁと思います。

 

日常の目標としては、ちゃんと朝起きること!

 

寒さもだんだん厳しくなってきて布団にこもりがちなので、寒いからこそきちんとリズムを作って、生活を整えていこうと思います。