古き良き時代を想う~邦楽編~
前回は洋楽について語りました。
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今週のお題「わたしのプレイリスト」
今日はその続きということで、「古き良き時代」の邦楽編についてお話ししようと思います。まぁもうこのお題終わってしまったんですけどね(笑)
1981年発表の楽曲です。音楽番組の特集などで必ずと言っていいほど紹介されるので、一度は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
堀江淳さんの繊細な歌声が女性目線の歌詞とものすごく合っていますよね。
あと、文学的な歌詞が最高に私好みです。カウンターのスツールに腰掛けて、今夜は思いっきり酔いたいとばかりにグラスを飲みほす女性の姿が、ありありと目の前に浮かんできます。
私が一番好きなのは、歌詞のクライマックスの部分、
あいつなんか あいつなんか あいつなんか
ただの通り雨......
失恋した相手を「ただの通り雨」と言い切るところは、この曲に歌われている女性なりの精一杯の強がりなのかなと思います。
小林明子『恋におちて -Fall in love-』
恋に落ちて -Fall in love- 小林明子 - YouTube
1985年発表です。
歌詞もさることながら、メロディがものすごく私好みの楽曲です。
日本語の歌詞と英語の歌詞がほぼ半々という、当時としては珍しいタイプの曲ですかね。
小林明子さんの美声が素晴らしいです。
これ、カラオケで歌えるようになりたくて何度か練習したんですけど、難しいです。(コロナ禍以前の話です)
サビの最後の部分とかは音程が一気に上がるところがあって、なかなか綺麗に出せないんですよね・・・そう思うと、やっぱりプロの方ってすごいんですね。
木綿のハンカチーフ (歌詞入り ) 歌 太田裕美 - YouTube
1975年発表。
これはもう、泣きます。泣くしかありません。
メロディはこんなにポップなのに、歌詞があまりにも切ない・・・。4番の歌詞が特に。
男性目線と女性目線の歌詞が交互にやってくるところが、よりこの楽曲の物語性を強めてくれています。
これだけで一篇のドラマができてしまうのではと思うくらい、作り込まれた世界観ですね。
あと、太田裕美さんがかわいすぎる・・・こんなにかわいい人がこんなに切ない歌を歌うんだから、余計に泣けてきます。
1979年発表。これは同名アニメの主題歌としても有名ですね。ということで、せっかくなのでアニメ版で動画載っけてみました。
まさに鉄道が目の前を走り抜けていくような、疾走感のあるリズムが耳に残ります。
曲がフェードアウトしながら終わっていくのが個人的にはすごく好きだったりします。
しかし、メーテル美しいなぁ・・・・・・。
徳永英明『壊れかけのRadio』
1990年発表です。
この方の歌はどれも好きでよく聴いているのですが、やはり一番よく知られているのはこの楽曲でしょうか。
徳永英明さんの美しい歌声が、心にジーンと染み入ってきます。
本当の幸せ教えてよ 壊れかけのRadio
サビの最後の部分のこの歌詞がとても深くて、聴くたびにいろいろ考えさせられます。
アリス『チャンピオン』
最後はこちら。1978年発表の『チャンピオン』です。
これはもう完全に、父の影響ですね。父の車でよくこの曲がかかってました。
この曲、めっっっっっちゃくちゃカッコよくないですか・・・?
戦いに赴く男の背中を思わせる重みのあるリズム。その同じリズムで、戦いが終わったあとの姿を歌っているのが印象的です。
帰れるんだ これでただの男に
帰れるんだ これで帰れるんだ
ボーカルのお二人のシブさも相まって、めちゃくちゃカッコいい歌です。
・・・以上、「古き良き時代」のプレイリストでした。
先ほどチラっと書きましたが、私がこういう昭和のど真ん中時代の歌をよく聴くようになったのは、父の影響が大きいです。
父は昔から音楽が好きで、私が子どもの頃から車で出かけるときにはよく懐メロがかかっていました。
私の夫もすごく昔の歌が好きで、ドライブする時は二人して「古き良き時代」の楽曲を聴いてます。夫もやはり両親の影響が強いと言ってました。
時代や世代を超えて愛される音楽というものは、本当に素晴らしいものですね。