中国と私~漫画・アニメ編~
今回は、私が今までに読んだ漫画や観たアニメの中で、中国を舞台にしたものをご紹介しようと思います。
渡瀬悠宇『ふしぎ遊戯』(小学館)
フラワーコミックスで連載されていた少女漫画で、バリバリの恋愛ファンタジーです。かなーり濃厚なシーンが多いです(笑)
ヒロインの美朱(みあか)はドジでおバカで食いしん坊、親友の唯(ゆい)は美人で頭が良くて男の子にモテモテ。
中学3年生のこの2人が本の中の世界に吸い込まれて、たどり着いた先の異世界で「巫女」となって国を守り、愛する人のために戦うというストーリーです。
第一部の終盤では、現実世界も巻き込んでの一大闘争に発展します。なかなかにすごい・・・。
恋愛がメインのお話なので、トキメキが欲しい人にはぴったりかもしれません。少女漫画の例に漏れず(?)、登場する男性キャラも美形ばかりですし。
おまけに絵も綺麗ときたら・・・そりゃあね、ハマりますよね。
連載当時は確か私は小学生とかだったハズですが、セーラームーンとほぼ同時期だったこともあって、クラス中の女の子たちが必ずどちらかの作品に夢中になっていたかと記憶しています。
私はといえば、実はリアルタイムではまったく観ていないです。(内容が内容なので、当時の私はただただ気恥ずかしかった・・・)
コミックを買ったのは大人になってからだし、アニメは夏休み子ども劇場とかDVDとかで観ました。
そういや、母もハマってましたねぇ。
星宿(ほとほり)様がやばいねん、かっこいいねん・・・ってウットリしながら内容を話してくれたことを覚えています(笑)
あ、星宿というのは登場人物の一人で、一見女性と間違えてしまいそうなほどの美しい男性です。うん、確かにね、かっこいいですよ。
でも私は井宿(ちちり)が一番好きです。
余談ですが、私の本棚にはこんな感じで収まってます。漫画文庫版で全巻揃えました。
藤崎竜『封神演義』(集英社)
お次は、ジャンプで連載されていた少年漫画です。一言でいうと、バトルものですね。
主人公の太公望(たいこうぼう)が仲間たちを集め、宝貝「パオペエ」という仙界の道具を駆使しながら強敵・妲己(だっき)に立ち向かっていくというストーリーです。
描写はけっこうグロいかも?キャラクターがバンバン死んでいきます。
そして物語の最後の方はもうわけがわかりません。少なくとも私は、一回読んだだけでは理解できませんでした・・・。
コメディ要素も多いので、ただの戦闘漫画という括りで見ていたら突然笑わされたりします。不意打ちには要注意ですね。
あと、聞仲(ぶんちゅう)の強さは異常。
実は、『封神演義』は全巻揃えていました。しかも完全版で!
当時は学生だったので決して簡単に買えるわけもなく、一冊一冊必死の思いで購入しました。
・・・なんですが、卒業して実家に戻るにあたり、どうしても実家には置くスペースが無いからと、泣く泣く売りに出したんです(涙)
ちなみに、黄天化(こうてんか)が私の一番好きなキャラです。
『横山光輝 三国志』
原作は、横山光輝の漫画『三国志』(潮出版社)ですが、私が観ていたのはアニメです。子どもの頃によく観ていました。
放送時期を調べてみると私が小学生になる前あたりだったので、私が観ていたのは両親がビデオで録画したやつとかだと思います。
私が中国との接点を一番最初に持ったのは、思い返せばこのアニメかもしれません。
もっとも、その当時から「中国」というのを意識していたのかというとそうではなくて、まだ子どもだったのでたぶん何も考えずに観てたんだと思います(笑)
劉備、関羽、張飛、趙雲、孔明、曹操、孫権、呂布、董卓・・・登場人物たちの名前をひとりずつ、兄と交互に言い合ったりとかしてました。
私はとにかく曹操に夢中でしたね。
アニメのオープニング曲がめちゃくちゃかっこいいです。
個人的には『時の河』が好みなんですが、なかなかOP動画が見つけられず・・・『DON'T LOOK BACK』を見つけたので載せておきます。
あぁでもこっちもこっちでかっこいい。そして懐かしすぎる・・・。